結論: 用途が配信・編集・マルチタスクなら32GB
ゲーム単体で遊ぶだけなら16GBで足りるタイトルが多いですが、配信・録画・動画編集・ブラウザ多タブを同時に扱うなら32GBが安全です。BTOの多くは標準16GBなので、32GBに揃える際の差額は実支払額に必ず反映されます。当サイトでメモリ条件を32GBにすると、その差額を加算した実支払額で並び直されます。
問題提起: 16GB標準モデルが依然多い
BTOのベース価格は16GB想定で構成されているモデルが多く、一見安く見えます。しかし32GBに上げるとメーカーごとの差額が数千〜2万円規模で変わり、ベース価格順と実支払額順が入れ替わります。
なぜ32GBが必要になるか
- 最新AAAタイトルはゲーム単体で12〜16GBのメモリを要求するものが増えている
- 配信ソフト(OBS等)・録画・ブラウザ・Discord・チャットツールを同時に動かすと16GBでは逼迫する
- 動画編集・写真編集・3DCGではプロジェクトサイズに応じてメモリを多く使う
- ブラウザのタブを大量に開く使い方は、ゲーム以外の用途でも32GBが効く
用途別の目安
- 16GBで足りる: フルHDゲーム単体、軽いブラウザ用途、予算最優先
- 32GB推奨: WQHD以上 + 配信 / 録画 / 動画編集 / マルチタスク
- 64GB以上: 4K動画編集、3DCG、大規模VM・開発用途
AAAタイトルのメモリ要求量の例
2024〜2026年にかけて登場した主要タイトルのメモリ要求は、推奨で16GB、快適動作で16〜24GBが多数派です。配信・録画を同時に動かすと、ゲームに加えてOBSが3〜6GB、ブラウザが3〜5GB、Discordなど常駐が1〜2GBを消費するため、合計で20〜28GB付近まで伸びる場面があります。
| シーン | ゲーム単独 | +配信・録画 | +ブラウザ多タブ |
|---|---|---|---|
| 軽〜中量級タイトル | 8〜12GB | 14〜18GB | 18〜22GB |
| 重量級AAAタイトル | 14〜18GB | 20〜26GB | 26〜32GB |
※ OS・常駐ソフト分が別途4〜6GB上乗せされます。ゲーム単体でも「余裕分1.5倍」で見るとメモリ総量の目安が立てやすいです。
16GB→32GBの実際の差額
BTO各社の16GB→32GB増設差額は、セール時で+5,000〜8,000円、通常期で+10,000〜15,000円が相場です。 逆に、自分でDDR5 16GB×2を後から買うと14,000〜20,000円かかることが多く、元のメモリが余ってしまうので、BTO注文時に32GBを選ぶほうが総額では安く済むケースが多数です。
一方、32GB標準モデルが初期価格に含まれているBTOを選べば、この差額は丸ごとゼロにできます。 同条件での実支払額比較が効くのはまさにここで、「ベース最安のA社に13,000円払って32GBにする」より「ベース8,000円高のB社をそのまま買う」ほうが5,000円安い、という逆転が頻繁に起きます。
比較ページでの見方
当サイトの比較結果ページで『メモリ32GB以上』を条件に指定すると、32GB標準モデルはそのまま、16GB標準モデルは32GBに揃える差額を加算した金額で表示されます。『ベース価格では最安だったモデルが、32GB揃え後は中位になる』ことが一般的です。16GBで十分な用途なら条件を外し、用途に応じて切り替えて見比べるのがお勧めです。
編集部の見方
編集部としては「迷ったら32GB」をデフォルトにしています。理由は3つ。
- 単価差が縮まる傾向: DDR5の値下がりで32GB化の差額は過去より小さくなっている
- 寿命が伸びやすい: 16GBだと2〜3年で厳しくなるが、32GBなら4〜5年は不満が出にくい
- 配信・編集に手を出しやすい: 後から「やってみよう」と思えたときに買い直しせずに済む
ただし、予算が15万円台以下のフルHD特化構成では、32GBに上げる差額でSSD・GPUを1段上げたほうが体感効果が大きいこともあります。 このあたりは当サイトで条件を切り替えて比較すると、判断材料が揃いやすいはずです。
32GB構成で比較する
注意点
- メモリは後からユーザー側で増設可能なモデルが多いですが、標準構成を活かす方が保証上は安全です。
- DDR4/DDR5の世代差・動作クロックは本記事では扱っていません。比較の段階では総容量を優先で問題ありません。
- 表示価格は税込・送料別です。