結論: 順番で決めれば迷わない

ゲーミングPC選びで迷う最大の原因は『GPU性能とメモリ容量と予算を同時に悩む』ことです。先にプレイ解像度を決めれば必要GPUクラスが絞れ、GPUが決まれば妥当な予算帯が決まります。次にメモリ・SSDを条件に入れて実支払額(税込・送料別)で並べれば、候補は自然に3〜5モデルに絞り込めます。

本ページでは、その判断手順を6ステップで示したうえで、初めての1台になりやすい価格帯(18〜28万円・メモリ16GB以上)の実支払額ランキングを実データから抜粋しています。

初めてのゲーミングPC候補を比較する画面とチェックリストを置いた明るいデスク
この記事では、最初に候補を眺めるのではなく、解像度・GPU・メモリ・SSD・予算を順番に決めてから比較に進む流れを扱います。

Beginner Flow

初めての1台は、この順番で決める

  1. 1

    解像度

    フルHD / WQHD / 4Kを先に決める

  2. 2

    GPU

    解像度に合うGPUクラスを選ぶ

  3. 3

    メモリ

    ゲーム単体16GB、配信・編集32GB

  4. 4

    SSD

    複数ゲームなら1TBを基準にする

  5. 5

    予算

    本体価格ではなく実支払額で上限を置く

  6. 6

    メーカー

    送料・保証・納期まで見て絞る

GPU・メモリ・SSDを同時に悩むと迷いやすいため、まず解像度から一本化します。

こんな人向けの記事

  • 初めてゲーミングPCを買う
  • 何から決めればよいか分からず迷っている
  • 比較ページで条件が多すぎて絞り込めない
  • 「失敗しない買い方」のチェックポイントを先に押さえたい

決める順番(6ステップ)

  1. 遊びたいゲームの解像度を決める
    フルHD(1080p) / WQHD(1440p) / 4K(2160p) のどれで遊ぶかを決めます。モニターを既に持っているならその解像度に合わせます。
  2. 解像度に合うGPUクラスを決める
    目安: フルHD=RTX 5060クラス、WQHD=RTX 5070クラス、4K入門=RTX 5070 Tiクラス、4K常用=RTX 5080以上。 用途別の目安は 用途別ハブ で確認できます。
  3. メモリ容量を決める
    ゲーム単体なら16GB、配信・ブラウザ多タブ・動画編集なら32GBが基準。 詳細は メモリ32GBは必要か
  4. SSD容量を決める
    1本専念なら500GB、3本以上常駐や配信素材ありなら1TBが基準。 詳細は SSD 1TBは必要か
  5. 予算帯を決める
    上の4ステップで自然に価格帯が絞れます。迷ったら 価格帯ハブ で該当帯域の総額比較記事を確認。
  6. メーカーを比較する
    条件を揃えた実支払額(税込・送料別)で並べ、候補を3〜5モデルに絞ります。 メーカー同士の違いは メーカー一覧同条件対決 を参考に。

解像度とGPUクラスの対応表

「解像度→GPU」の対応は、BTO各社が標準搭載するGPUラインナップから逆算すると以下のようになります。フレームレート(fps)は重量級タイトルでの中〜高画質設定時の目安です。

Resolution to GPU

解像度が上がるほど、GPUと予算の基準も上がる

フルHD

RTX 5060級

15〜20万円

WQHD

RTX 5070級

20〜27万円

4K入門

RTX 5070 Ti級

27〜35万円

4K常用

RTX 5080以上

40万円〜

迷ったら、今使うモニターの解像度を基準にすると過剰投資を避けやすくなります。
解像度推奨GPUクラス目安fps(高画質)予算帯(実支払額)
フルHD (1080p)RTX 5060 / RTX 406080〜120fps15〜20万円
WQHD (1440p)RTX 5070 / RTX 407070〜100fps20〜27万円
4K入門 (2160p)RTX 5070 Ti / RTX 4070 Super50〜80fps27〜35万円
4K常用 (2160p)RTX 5080 / RTX 509060〜120fps40万円〜

※ fpsは同時にDLSS/FSR等のアップスケーラーを使うかで大きく変動します。画質設定を1段下げる/アップスケーラーを有効にする、で2〜3割はfpsが伸びます。

予算帯別・狙える構成の目安表

BTOの場合、GPU以外の部分(メモリ・SSD・電源・ケース)もメーカーごとに標準構成が異なるため、「予算帯で大体どこまで揃えられるか」を把握しておくと比較がラクになります。

予算GPUメモリSSD特徴
15万円台RTX 506016GB500GB〜1TBフルHD特化・1本専念
20万円台前半RTX 5060 Ti / 507016〜32GB1TBWQHD入門・配信も可
25万円台RTX 507032GB1〜2TBWQHD常用・動画編集ライト
30万円台RTX 5070 Ti32GB1〜2TB4K入門・配信・動画編集

比較する前に最低限決める3項目

  • プレイ解像度(または使うモニターの解像度)
  • ゲーム以外の同時用途(配信・ブラウザ・動画編集の有無)
  • 初期予算の上限(本体価格ではなく実支払額)

この3つが決まれば、比較ページのフィルタを絞り込めます。決めきれない場合でも、先に比較結果を眺めて『このGPUなら予算に収まるか』を逆算する使い方も有効です。

初めての1台 候補帯ランキング

初めての1台で最も候補に挙がりやすい 18〜28万円台 × メモリ16GB以上 の構成を、実支払額(税込・送料別)で抜粋しました。GPUクラスがフルHD〜WQHD帯でブレるため、上のステップで解像度を決めてから絞り込むのが前提です。

初めての1台 候補帯(18〜28万円・メモリ16GB以上) 実支払額ランキング(抜粋)

安い順上位を抜粋。スペック・価格は変動します。購入直前に各メーカー公式で確認してください。

メーカーモデル実支払額(税込・送料別)
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Ryzen 5 4500 / メモリ16GB / SSD500GB
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Ryzen 7 5700x / メモリ16GB / SSD500GB
¥184,800
OZgaming【Z1series】i5 14400F・RTX5050
Core i5-14400F / メモリ16GB / SSD500GB
¥184,800
OZgaming【P30series】Ryzen5 5500・RX9060XT 8G
Ryzen 5 5500 / メモリ16GB / SSD500GB
¥184,800
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Ryzen 5 5500 / メモリ16GB / SSD500GB
¥184,800

初めて買う人が陥りやすい失敗

  • 本体価格の安さだけで選ぶ → メモリ16GB・SSD 500GBのまま運用してしまい、後から増設で割高に。
  • 最上位GPUを背伸びで選ぶ → メモリ・SSD・電源にしわ寄せが行き、GPU性能を活かしきれない。
  • 送料・保証を計算に入れない → カート画面で想定より高くなり、判断をやり直すことに。
  • セール表示に引っ張られる → 同条件に揃えると割高になるモデルを選んでしまう。
    送料・標準保証の差は 送料と見落とし費用 を参照。

編集部の見方

初めての1台では、「上の予算帯を見て背伸びしてしまう」ケースが多くあります。 たとえば20万円の予算で始めた人が、同じサイトで30万円台の構成を見てしまい「あと10万円出せば4Kも狙える」と追加予算を組む。 その結果、メモリや電源にしわ寄せが行き、GPUは高いのに他が足を引っ張る構成で届く、というケースです。

編集部としての推奨は「今の用途で必要十分+1段」くらいで止めること。 フルHD中心ならRTX 5060、WQHD中心ならRTX 5070で、3〜4年は主要タイトルに対応できます。 予算を詰め込むならGPUよりもメモリを32GB、SSDを1TBに上げるほうが、日常の快適性に効きやすいというのが、複数メーカーでカートまで進めた体感です。

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